うみのこ通信

日々の断片

歯医者、蜷川展

1年ぶりに歯医者に行く。矯正歯科で、ある程度まで矯正できたので1年に1回様子見程度で通っている。

1年ぶりに行くとキャッシュレス決済が導入され、なぜか受付でティントまで販売されていた。小学生の頃、通い始めた時と院長が変わり、方針が変わったのか。

1年に1回とはいえ、保険が効かないので様子見だけで5000円取られる。一生このまま通うのかと思うとあまり嬉しくない。もし自分が今死んだら、焼かれた時に歯の裏に入っている矯正の針金だけが骨と一緒に燃えずに残るのだろうか。別にあの世まで持っていきたくないので骨壷には入れないでほしい。

駅前にあった珈琲屋で昼飯を食べる。窓際の席で、入る前にいたティッシュ配りのお兄さんの仕事ぶりを眺める。かなりの確率で渡すのに成功しており、すごいと思った。

今はこの街に住んでいないけれど、また戻ってきたいと思った。

 

歯医者の後、友達と待ち合わせして蜷川実花展に行く。土曜の午後ということもあり人が多かった。

中はディズニーランドのようというか、本来の目的は別にあるが写真撮影を許可された空間という点で似ていた。床に寝転がりながら見た展示が良かった。

花が上から垂れ下がる展示はかなり混んでいた。

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展示を見た後、友達とお茶。転職活動の話などする。私の好きなバンドが長期会員優先制を導入したことを愚痴ると、他界隈の友人は皆ドン引きしてくれる。これを言うのは3人目だが、どんなに友達に愚痴を吐いても怒りが収まらない。

普通に気持ち悪い。公式がファンの歴で序列をつけていることも、それをありがたく喜んでいるファンも。長期会員制を取ると言うことは、今まで自分が積んできたお金を人質に取られているようなものだ。収入などが不安定になった時などに、やむを得ず抜けたい時に自分が今まで築いてきたファンのキャリアに後ろ髪を引っ張られてしまう。

 

私はいつでも抜けたり戻ってきたりしていいよ、というファンクラブの方が、親切で優しいと思う。